日足での分析
まずは日足での分析を行います。画像の赤いMAは日足で確認できる月足の20MAです。MAの細かい説明は省略しますが、数値は400です。
月足のEMAに支えられてWボトムを形成してネック抜けからリテストが入っている状態で2月13日の週はスタートでした。週のスタート位置は赤丸の足からです。
Wボトムのネックにリテストが入ってから数日揉んでいたことが確認できます。日足の20MAは上向きになっていることでロングが狙えるか?くらいの考えを持って時間足を落としてみます。
4時間足での分析
週のスタート足は赤丸の足です。4時間足での分析は、トレンドラインを抜けながら、緩やかな角度でアップトレンドが確認できます。
慎重派な私の場合、週の頭ではまだロングを狙いたい形ではありませんでした。日足で分析していた感じでは、一旦上狙いで良さそうなイメージは持っていましたが、4時間足の正確な損切位置から見てもリスクリワードが良くないので見送るつもりでした。
下記画像をご覧いただきたいのですが、赤丸のちょい抜けからの戻りを確認できたのでロングができる条件が整ったのです。つまり、トレンドが発生したので損切位置が上に移動したことにより、リスクリワードの条件がクリアできたことになります。
1時間足によるエントリータイミング
上位足の4時間足でのトレンド発生を確認できたので、1時間足に落としてエントリータイミングを探っていました。1時間足の20MAに刺さり、陽線確定から次の足でロングエントリーしました。
指値の決め方
指値は毎回本当に迷いますが、今回採用した方法を紹介しておきます。
まずは4時間足から判断します。
上記画像をご覧ください。トレンドライン抜け、上位MAをしっかり抜けの波を1波として考えるN理論での指値です。
私の場合はN値MAXまで指すことと、抵抗を考えた90%ラインでの指値の2パターンで考えています。今回のケースでは、親波の日足ラス戻り水平線よりも低い位置にN値の100%があります。
さらに上位である赤のMAとの位置関係からみても、100%までの到達が考えられる範囲だと分析しました。一旦、4時間足レベルの波を追った指値100%に指値をセットして時間足を落として分析してみます。
次は1時間足です。
1時間足で確認できる波を追ったN値での指値も同時に考えていきます。こちらも日足親波のラス戻り水平線より低い位置に100%ラインが収まっていることがお分かりになると思います。
しかも、4時間足で追った波でのN値100%のラインと同じ位置に100%ラインがあります。つまり、4時間足プレーヤーと1時間足プレーヤーのロング勢の指値は同じであることが予想できます。
本命は4時間足で確認できる、週足である赤の20MAへのリテストですので、指値としてはかなり有力な位置だと判断しました。日足の分析でもWボトムが見れましたので、Wボトム分のエネルギー消化からみても妥当な位置だと考えています。
この記事を書いている今の状況ですが、1時間足の90%ラインで、ある程度ロングの決済が入っていることがわかります。
不安要素としては、N値を測る際、底値のヒゲ先からきっちり100%ラインを割り出していることでしょうか。ヒゲカットしたN値がMAXだとすると、ピークは過ぎているので大きい押しが入ってしまうかもしれません。
今回は書きませんが、相関関係もあり他通貨でエントリーしていますが、そちらの分析から判断してもここで上昇が止まるとは考えていません。指値まできっちり引っ張ります。
結果が出たら追記にて残しておこうと思います。
追記
日足ラインかMAまで伸びるかもですが、予定通り192pipsで決済となりました。
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